歯の豆知識

2018/11/09

ジルコニアセラミックとは

被せ物と言えば銀歯を想像する方が多いのではないでしょうか。自費診療ですが、他にも様々な素材の被せ物があります。代表的な自費診療の被せ物がジルコニアセラミックです。ここでは、ジルコニアセラミックの基本情報とメリット・デメリットについて大阪府吹田市の歯医者、酒井歯科医院が分かりやすく解説いたします。

 

◆ジルコニアセラミックとは

ジルコニアセラミックはジルコニアボンドとも呼ばれ、ジルコニアの表面にセラミックを焼き付けて作られます。ジルコニアは人工ダイヤモンドとして、アクセサリーや装飾品として広く用いられている素材です。

 

◆ジルコニアセラミックのメリット

ジルコニアセラミックには、次のようなメリットがあります。

 

・透明感がある

透明感があるため、天然の歯に近い見た目となります。人工物と気づかれにくいことがメリットです。

 

・変色しにくい

人工物は、時間の経過とともに変色していきます。ジルコニアセラミックは変色しにくいため、長く使うことができます。

 

・歯垢がつきにくい

歯垢は歯周病の原因となります。ジルコニアセラミックは歯垢がつきにくいため、歯周病予防のためのケアをしやすくなっています。

 

・金属アレルギーでも使用できる

金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。また、金属が溶け出して歯茎が黒ずむこともありません。

 

・噛み合わせが強いところにも使える

強度と摩耗性が優れているため、噛み合わせが強いところにも安心して使用できます。

 

◆ジルコニアセラミックのデメリット

特にデメリットはありませんが、強いていうのであれば自費診療であるため料金が高いことです。複数本にジルコニアセラミックを使用することになれば、かなり高額になります。しかし、メリットが多い被せ物なので、ランニングコストを踏まえると料金が高くても選ぶ価値はあると言えるでしょう。

 

まとめ

ジルコニアセラミックは、審美性が高く、変色の心配も少ない被せ物です。また、金属アレルギーの方でも安心して使えるなど、様々なメリットがあります。料金が高めなので、メリットを踏まえて十分に検討することが大切です。ジルコニアセラミックの詳しい情報を知りたい方や、治療を受けたい方は大阪府吹田市にある酒井歯科医院へお越しください。


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